戸部けいこ著『光とともに…』1~5巻

職場に置いてあったのですが、それを熱心に読んでいる子達がいて面白いというので手にしてみると、確かに興味深い。
というわけで自分でも買ってしまいました。
自閉症の子供を持つ家族とその周りの人間たちとの関わりの話ですが、実際に自閉症の子供を持つ人たちの協力を得て書かれているので、とてもリアル。
それでいて専門的なことを一般人にもわかりやすく噛み砕いてマンガという形で書かれているので、自閉症っていう病気のことをよく理解できるいい本だと思いました。
私も職業柄とそれ以前にカウンセラーになりたかったこともあって、自閉症という病気についてある程度の知識はあっても、実際にどんな弊害があるのか、どんな影響があるのかとかっている事例はあまりよくわかっていませんでした。
それこそ映画の『レインマン』とかそういうのを知っているレベル…
ここに描かれている登場人物はすべて架空のものですが、これを読んでいると、本当に自閉症だけに限らず、色んな障害を持つ人たちの本当に必要な情報を知らなければいけないんだなぁってつくづく思いました。
そういう私もこの間、幼児の頃の自分の話を心理士さんにして、「アスペルガーの傾向があったのかもしれませんね」って言われました。
全くそうなんでしょうね。
そう納得してしまうと、逆に自分が楽になりました。
アスペルガーだから周りと上手く関係を築けなかったのも仕方ないんだってね。
多くの人はそれぞれやっぱどこかアスペルガーだったり、ADHDだったり、LDだったりっていう傾向を持っているんじゃないかなぁ。
それは障害っていうのではなくて、個性なんだと思う。
「あいつは何か付き合いにくいヤツだ」とか「アイツは付き合いいいんだけど、時々ふらっと一人でどっか行ってしまうヤツだ」とか、そういう個性なんでしょうね。
私たちに出来るのは正しくその個性を知り、上手く付き合っていくことだけ。
そうできれば障害を持つ人たちとも上手く一緒に付き合っていくことが出来るのかなって思いました。
5巻までなので出生から小5まででしたが、また先を読むのが楽しみです。

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投稿: BlogPetのステラ | 2009年11月11日 (水曜日) 14時18分